181.「オリジナルブレイカーの影」

あらすじ

 PCたちはミュリエルという魔法士協会の職員から、”ブレイカー”と呼ばれる魔法薬をフラムベルクからもらってくるようにとい依頼をうける。
 命の代わりに力を引き出すブレイカーという魔法薬だが、今裏で出回っているのはその模造品であり、オリジナルが現存しないため解除や対策なども困難であるため研究のためどうしても必要らしい。
 今回手に入れてくるのはそのオリジナルだとのこと。
 フラムベルクのもとにむかった一同はそこで彼をバスターという男性が訪れてくるのに出会う。
 その昔ブルーヘブンという場所で、フラムベルクが人体実験をやっていたこと、また自身もその実験材料の子供だったことからフラムベルクを敵とねらっているらしい。
 フラムベルクに会い薬をもらった一同。
 と、そこへバスターが襲撃をかけてくる。
 過去の出来事を後悔していること、彼が拾って育てているコリィという子供のためにも死にたくないと願うフラムベルクを守ることにした一同はバスターと対峙。
 異能の力をもつバスターの見えない刃に苦戦しつつも彼を退けるのだった。

登場NPC

ミュリエル・・・相変わらず無駄にテンションが高い魔法士協会の職員の娘さん。正直に話しているのかふざけているのか天然なのか、一貫して無駄にテンションの高い印象から喰えない娘との評価を今回もらいました。
コリィ・・・フラムベルクに拾われた孤児。おじいさん大好き!当初展開によってはこの子がブレイカーを使用して・・・みたいな悲劇的な展開強そうな流れになりそうだったんですが、PCたちの動きで回避されましたね。
フラムベルク・・・昔ブルーヘブンという場所にあった研究機関、通称、蒼天機関で子供相手に人体実験をしていた魔法士。研究所を脱走し、過去の罪に悩んでいたが、やがて魔法士協会に以前研究所で使われていた自身の所持するオリジナルブレイカーを引き渡すことを決めたことが依頼のきっかけになる。
パープルバスター・・・蒼天機関の実験材料の生き残り。C-132と実験番号でになのっていたりする。フラムベルクを敵として狙っている。見えない刃を使う。今まで出てきた機関の生き残りでは復讐の想いにかられてはいるもののまともなほうだったり。

雑記

 悪魔の薬、ブレイカー。
 その製作者はすでに行方不明となっており、オリジナルのブレイカーは現存しません。
 このブレイカーは調整力と安定度の高さが売りでたとえ生命力=力の効率だけならほかの似たような薬や魔法に劣ることもありますが、完成度の高さは他に類を見ないため一部に有名であり多くの模造品もあります。
 セッションでも割合に題材にしており、このブレイカーは「どこかで違えた舞の行方」「誇りの代償」「悪魔の薬製造工場」でも登場しています。
 暴走するのはオリジナルではなく、模造品です。
 蒼天機関の関係者はその研究者側と実験の対象になったものが出てきてその一端がどんなものだったか明かされる感じに。

フラグ

裏設定

例によってこれはメタ設定ですが、このブレイカーは行方不明になる前に魔法士のセレスが作ったものです。似たようなものやもっと効率のいいものもありますが、この魔法薬の特徴はその引換にするものを力にしたときの安定度にあります。つまりは、命を代償にするとすれば必ずそのとおりの代償を使い、かつ設定した力をきちんと引き出させます。そのため、同種の魔法薬としては割合に知名度があります。しかし、知名度の関係で模造薬が多々作られることになり、それらは完成度が低いために暴走してしまうものがほとんどで、結果として悪魔の薬という噂になっています。ちなみにオリジナルのブレイカーは開発者が行方不明になったこともあり、現存していません。