214.「品評会潜入作戦」
あらすじ
品評会の対象はコボルト・・・裏でペットとして愛でる富裕層がおり、エルデフィアナ自身はそのことに否定的だが家のためにそこに参加しているものたちの情報を収集したいという。
PCの一人にコボルトがいたことから、付添と参加対象としてPCたちだけでその品評会に潜入することになったPCたちはそこで情報を集めるために行動を起こす。
去年優勝したマルサージュ家のリリアナというコボルトが最近恋文を書いたしていたこと、そもそも彼女はある村から拉致されてきたらしいことがあやふやな噂として流れ、リンドウというコボルトがリリアナを見てこっそりと姉、と呟いたこと、そのリンドウの付添がPCたちにかまをかけてきたこと・・・。
様々な思惑が交錯する中、品評会は開催。
参加するからには優勝をと意気込むPCたちの成績が振るわない中、洞窟の中を一周して帰ってくるという種目が始まる。
その中でリリアナの付添たちが倒れており、洞窟の壁が崩れているのを発見、そしてそこのそばにリンドウの付添の冒険者が現れる。
腹のさぐりあいの中、PCたちはその付添の冒険者が持ちかけた交渉・・・エルデフィアナの家と自分の雇い主とのパイプをつなぐ代わりに、リリアナとリンドウの落盤事故に見せかけた逃避を手助けすることに。
PCたちは、崩れた壁の奥の洞窟の奥で襲われていたコボルト姉弟を助ける。
品評会はアクシデントのため、中止になったもののPCたちは、情報収集と別の貴族とのパイプというボーナスもつけて、依頼を達成しエルデフィアナに報告をするのたった。
登場NPC
エルデフィアナ・・・マーヘルハイス家の当主の少女。年齢が当主としては幼いとPCたちに言われていたけど実際その通り。でもだからこそ、がんばっていろいろ動いており、コボルトたちをペット扱いするような品評会を嫌っているけど、家の発展のために参加を決意。ラミレス・・・リンドウの付添の太陽の木漏れ日亭の冒険者。依頼主から依頼で、リンドウとリリアナをどさくさまぎれに落盤事故で死んだことにして逃がすために、行動してみたりする。
リリアナ&リンドウ・・・昔とある村からさらわれたコボルト姉弟。姉であるリリアナが品評会に出させられていると知って、リリアナに連絡を取り雇い主に相談した上で逃げることに。
雑記
シンプルのはずが全然シンプルじゃなくなっているのはよくある話。今回の話は品評会という閉鎖空間の中での情報を元して、PCたちが依頼の中でどんな感じに動くか?という、依頼目的とは別のテーマに対してどのように動くか?というロールが色々と試される感じなお話。
貴族の依頼らしく勢力とか対人関係とかの情報収集をするという目的はあるけどそれとは別に、攫われて離れ離れになったコボルト姉弟の逃避行を助けるか?助けないか?というシナリオ目的があるっていう。
それにしてもエルデフィアナが色々画策して動いていることだなあ。