211.「復讐の狼牙」

あらすじ

 PCたちはツキアカで自分の実験薬の認可が降りなかったことを愚痴るダルバスという老人に出会う。
 聞けば自分のしもべとして命を落としてしまったコボルトのため、コボルトたちに勇気を与えるような魔法薬を作ったとのことだが、協会へそれを正式な魔法薬として認可してもらうよう審査に出したトコロ、NGを食らったのだという。
 薬の改良のため、昔、コボルトに勇気をあたえるような実験をしていたという魔法士バルドバレットが住む場所に行くしかないと言うので、PCたちはその依頼を受けることにする。
 バルドバレットの元へと向かう一同だが、彼はコボルトに勇気を与える研究をしていたが、その為に過去、人体(コボルト?)実験を繰り返したために、自分の行なってきた研究や技術を悔いていた。
 しかしそこに昔、彼の実験材料になったというコボルトが訪れ、強襲をかけてくる。コボルトというよりはワーウルフのような姿に変貌を遂げるコボルトだがPCたちはコボルトにこんなことをやめるように必死に説得しながらも、どうにかこれを撃退する。
 翌朝、そのコボルトとバルドバレットの姿は消えていた。
 またな、という手紙を残して。

登場NPC

バルドバレット・・・昔、自分の従者だったコボルトを殺してしまったが故に、勇気が出る薬を開発しようとした魔法士。しかし、そのために多くのコボ体実験を繰り返し・・・。
コボルトさん・・・コボ体実験の生き残り。バルドに復讐しようと襲ってきたが、撃退され姿を消すことに。
ダルバス・・・コボルトさんに勇気を与える魔法薬を研究している魔法士。しかし魔法薬は審査の結果NGを食らってしまって、今回その技術が何か参考になれば?と依頼をしてみました。
ユーディス・・・冒険者としても一応登録したみたいで依頼を受けて同行することになった魔法士の少女。か登場してるけど、いわゆるPLが少なめなときの支援魔法担当NPCさんとして。

雑記

 コボルトの勇気が出る薬は「こぼるとさんに効く薬?」で出てきた魔法薬。認可はNG!の結果を受けてのセッションということで、魔法薬を開発した本人を出してみました。
 題材はいつもやってる魔法公式とか魔法薬とかの審査の話なんだけど、少し別アプローチをしてみました。
 最後、コボさんとバルドバレットは姿を消してしまったけど、果たしてその行方は・・・?回復担当と魔法支援担当どちらがいいかなということで、支援魔法のほうがということで同行したユーディスだけど、回復担当がいなかったから、いやーギリギリな状態でした。
 ちなみにタイトルの狼牙はコボルトの外見のインスパイアみたいなもんです。

裏設定

バルドバレットが所属していたのは何度か出ている蒼天機関。幼いコボルトの実験材料が手に入りやすかったため、都合が良かったということが大きかったのでそこに所属していました。