99.「デウス・マギナ!」

あらすじ

 PCたちは魔法士協会のベルメリアからザクソンという老人に魔法の歯車のパーツを届けて欲しいと依頼される。
 ザクソンはその村の近くにあった遺跡の発掘チームのリーダーで今は引退しているという。
 「何か魔法機具の修理に使うための部品だという。
 本来の業務ではないが、個人的に頼まれたらしい。
 品物を運び村へ向かうPCたちだが、その村につくと雨でどしゃぶり。
 どうしようか?と思案しているときに、PCたちはたまたま村に居合わせた精霊使いの少女と合流し、雨をそらす魔法を使ってくれる彼女と合流してザクソンの家へむかう。
 そこで出迎えたマギナという娘は祖父のザクソンがでかけていることを告げる。
 また精霊力が変なこと、歯車が玄関先に落ちていたことなどにきづいたPCたち。
 翌日にもどるということで、再び家に訪れたPCたちだが、しかしマギナはPCたちのことを忘れていて昨日と全く同じ態度をとる。
 家でまたせてもうらということで、家にあげてもらい部屋などを調べたPCたち。
 日記には人型のゴーレムとも違うカラクリ人形を発見したこと、名前をマギナとつけたこと、それを直そうとしていることを知る。
 地下室におりたPCたちはそのマギナは一日数時間しか動けないこと、また作動中の事故で大怪我を被ってその助けを呼びにマギナは外へ飛び出そうとしてことをしるしたメモと、老人の死体を発見する。
 そのころマギナは再び停止してしまう。
 PCたちはそれを治そうと試みるが手に負えそうにない。
 かろうじてかすかに動きを取り戻したマギナは祖父と思い込んでいるザクソンを助けて欲しい、と必死に訴えつつ今度は完全に停止してしまう。
 PCたちははマギナを引き取り魔法士協会のゴーレム研で修復を目指すことにする。
 話を聞いたベルは届けるのが仕事だったんだから、せめて部品をいくつか一緒に埋葬してやればそれで依頼官僚ということにすると告げる。

登場NPC

ベルメリア・・・依頼人。報酬確保!交流があるらしくザクソンにベルメリア殿と呼ばれていた。歯車の件について個人的に直したかったからなのか、また彼女の知識をあてにしたのか、ベルメリアに依頼、期待にこたえて個人的に部品を探しして運搬をPCに依頼した。
ザクソン・・・既に死んでいたりして。マギナという自立人間型のゴレムを治そうとした。えらい人だったみたいだけど。
マギナ・・・カラクリ人形タイプの珍しいゴーレム。歯車などのしかけで動く。ザクソンを祖父と思ってなついたが事故で悲しんででも記憶失って、手遅れで記憶を少しだけ取り戻してまた完全に停止して・・・。いつか研究して動き出すことがあるのかなあ?名前の由来はよくいうデウス・エクス・マキナから。おじいさんがつけてくれたんだろうね。
ピアニエット・・・多分、「約束された勝利の何か」で帰りがけに村に止まって休んでいた精霊使いの少女。シャーマンいたほうが精霊力を感じられて不信感とかもてるだろうと考えて一応の補助的に登場。ただ、あまりに特異すぎて不自然だったかも。特異体質と某PCが言っていたが実際その通りなんだろうな、と思った。

雑記

 某PLさんのPCデキシーがこの子の設定をいたく気に入っていただけたようなので、ここではキャラ名あげています。
 ベルは相変わらずのいいポジション。
 頭は回る上に基本的に優しい部分があるので大事なところは抑えやすい。
 ふむ、便利だ。
 あんまりヒトガタに近いゴーレムだと魔法前提になってしまうので、それだと壊れかけているというイメージが伝わりにくいし機械の悲しみみたいのをしたかったので、カラクリ仕掛けにしてみました。
 ちょうど、デキシーが歯車の一般スキルもっていたということもありますが。
 ピアニィは余計だったかな・・・と思ってみたり。
 それにしてもデキシーのPLさんがこのマギナを気に入ってなんだか設定を考えてくださいました。
  以下そのリンクになります。
 いずれ目覚めるのかな、この子。
 そしたらどういう状態なんだろう?そのときデキシーはなんていうんだろう?
M-3R計画

フラグ

裏設定