93.「小さな復讐」

あらすじ

 PCたちはティアル村のアシュフォードという魔法士のところまで魔法具の小さな球を受け取るために護衛をしてほしいと魔法士協会のミュリエルという職員から依頼を受ける。
 ミュリエルに同行したPCたちは村でアシュフォードに面会する。
 彼の研究室ではそのたまをよりしろとしてアザービーストと去年病で死んだ娘の魂を融合させた猫の少女がいた。
 禁忌だとは知りながらも、娘に幼いころから見たがっていた光鏡湖をみせてやりたいという。
 発作的に凶暴になるため自分ではつれていけないこと、また想いが遂げられれば消滅してまた球にもどることなどを聞いたPCたちは、馬車で彼女をつてれ湖にむかう。
 その湖を見た少女ルウルゥは満足すると消えていった。
 しかしそれとは別に残ったアザービーストが襲い掛かってきてアシュフォードを殺してしまう。
 これを撃退したPCたち。
 アシュフォードは罪をざんげしながらも娘の下へ向かうことをつげていきたえる。
 球はミュリエルが回収し、またこの研究の成果なども違法として報告される。

登場NPC

ミュリエル・・・テンション高いけど珍しくシリアスだったりする、というかならざるを得なくなったというか。こういう風に状況に合わせて動かしていくと性格が変わっていくのか作られていくのか。なんとなく違法行為であることを知りそれが自分や協会に及ぼす影響を考えてPCの判断を計っていた感じがするなあって気がした。
アシュフォード・・・死んでったキメラ改造の魔法士さん。違法としりながら・・・でもそれでもかなえたいことって誰でもあるはず。最後はアザビにやられてしまったけど本望だったんだろう。
ルウルゥ・・・そういう名前らしいアシュフォードの娘。病で死んでしまったけど、果たして生き返って?こういう姿になってどれだけ理性がのこっていたのかわからないけど。某PCは打ちににくい名前だーとかいってたなー。

雑記

 融合キメラは多分鋼の錬金術師とか見てかな。
 他にも前に聞いた気もするけど。
 理屈としては媒介となる球を中心として現世にとどまるためのよりしろとして悪魔を使って、呼び出した使者の魂と合成させて定着させたけど、かなり不安定らしいってかんじかな。
 違法か邪法か・・・っていうイメージ。
 最近猫とか出すことが多いですねなんとなく。
 ちなみに女の子のほうの名前はスプーンおばさんのルウリィから。

フラグ

裏設定