85.「棺の姫」

あらすじ

 PCたちは貴族の執事だという男性から1年前より重病をわずらい治療法が見つかるまでの間スリープで眠っているお嬢様を、治療が出来るというリュメール村の精霊使い「聖樹の愛し子」のところまで連れて行ってほしいと依頼される。
 お嬢様が後継者であり、最近主の体調が思わしくないこと、またその反対勢力などもあることから、詳しい事情や名前も名乗れないがアックスには話しを通しており平気だということらしい。
 執事たちはおとりのために動くので、PCたちはルキリスという街の協会にいって少女を預かって、そのまま村にむかってほしいという。
 街でいぶかしげにPCたちを見張っている男をまいたPCたちはお嬢様をうけとり村へ。
 そこで聖樹の愛し子ピアニエットという少女にであう。
 自在に精霊にお願いするだけで精霊の力を行使できる彼女は治療中は精霊が興奮しないように、静かにしてほしいのでその間まもってほしいと告げる。
 PCたちは、森の中の泉のそばで治療中の少女を護衛すると、数人の男性達がおそってくる。
 それらを撃退しているうちにお嬢様が復活し威厳を持った声で、男たちをひれ伏させる。
 その後、お嬢様は完治し、マーヘルハイスという貴族の当主として跡をついだとのことをPCたちは聞くことになる。

登場NPC

ピアニエット・・・聖樹の愛し子として森の精霊に愛され自分も森を愛する、特異な精霊使い。自在に精霊の力を操ることが出来るみたいで、植物をハート型にしてみたり、水を龍みたいにしてみたりまさに好き勝手な状態。あいかわらず元気に無邪気そうでなにより。
お嬢様・・・名前はでず。マーヘルハイス公と名乗っていたけど、たぶんそれが苗字。ルキリス街で重病をわずらい治療法がわかるまでスリープで仮死状態だった。最後復活して、威厳に満ちた感じで名乗り出る。

雑記

 とうとうピアニィの行く末が名前つきで登場。
 というかこの子は脇役で、実際に出た場面はいくらもない。
 聖樹の愛し子というネーミングはつくづく私にセンスがないなあと思い知らされてしまう。
 なんとなく精霊使いとしては飛びぬけてるみたい。
 本当は眠り姫とかいうお題にしようかと思ったんだけど、某PCが棺の姫か・・・といっていたのがかっこよくて。
 マーヘルハイスの名前の由来は慢性閉塞性肺疾患。
 なんのこっちゃかわからなんかもだけど。

フラグ

裏設定