68.「黒い翼の少女」

あらすじ

 PCたちはベルメリアから個人的な以来として、ラムナバレルにメモリキューブを届けて自分がそういったと伝えずにその完成を手伝ってやってほしいと頼まれる。
 彼が提出した公式には欠陥があり、その材料に輝黒石という鉱石が必要なことを伝えられる。
 ラムナバレルの所に向かうPCたちは、なぜか医者として村に滞在しちょうどコウモリにかまれたバットフィーバに似た病気にかかっている子供を診察している所で彼にあう。
 PCたちはその病気を治療し、原因をさぐるとちょうど一週間ほどまえにコウモリに近所にすむダークエルフの少女にめずらしいチョコをもらったのであげようと思って会いにいったという。
 DEの子は昔のある理由から村人から嫌われ迫害されていた。
 ともあれまた感染者がでるかもしれない、また、鉱石がその洞窟の中にあることもあって、ほおっておけないとDEの子の家にいくと留守。
 洞窟には昔より試練を与える代わりに薬草を与えてくれるという伝説があり、そこにむかったのだと知れる。
 PCたちはその洞窟に向かい、中をすすむうちにその大きなコウモリ、Gバット(黄金バット)に遭遇。
 途中から試練を越えてきたらしいDEのフォリーナも協力してこれを撃退する。
 彼女はかまれた少年のためにその洞窟にむかったらしい。
 しかし、自分もまたコウモリにかまれていた彼女はふらふら状態。
 村にもどった彼女とPCたちだったが彼女に向ける視線は冷ややかで・・・おこるPCたちだったが、それでもフォリーナは微笑みながらそれを押し留める。
 そして村ではいつもと同じ毎日が始まるのだった。

登場NPC

ラムバナレル・・・ご存知変態魔法士。結構まともそうに対応してくれた。 やぶっぽい医者だけど。
ベルメリア・・・病院のときのホワイトベリーの借りを返すという隠し設定のもと、冒険者に彼の公式の間違いを指摘。逆コンパイルしてみたんだろうか?けっこうレベル高そうな彼女。
フォリーナ・・・こういう感じの子は本当に強いと思う。実のところ、マイPCのアネパラも過去こんな感じだったかもしれない。

雑記

「4つの川と三日月の泉」と「それは一つの大災厄」で登場したフォリーナさんがキーNPC。
黒い翼っていうのはフォリーナがカオエルフであることから連想されるカラーイメージ。
 フェンランではありません。
 こんな感じに報われなくても頑張る子は好き。
 終わってみればPCたちが病気治ししまったので、薬草が無駄になった・・・と読めなくもないかも。

フラグ

裏設定