65.「届かなかった想い」

あらすじ

 PCたちはとある村から古びたコインと手紙を受け取る。
 その手紙にはゼーレという名前が書いてあった。
 黒の剣士と白の剣士の悲愛が語られるその村でに、不信に思いながら向かうPCたち。
 そこでは手紙を出したことがない、という依頼人が待っていた。
 しかしその最中、幽霊に乗り移ってゼーレは真相を語り始める。
 アルテフィレアと名乗ったその幽霊は、自分が何故かこうしてよみがえったこと、そして、同じようによみがえった黒の戦士というかっての想い人と決着をつけたいと。
 しかし、周りに大量の邪魔してくるものたちがいて近づけないため手を貸してほしい、と。
 しかし、幽霊としてゼーレに乗り移ったことで、不信感を持ったPCたちはトロウの協会に事態を伝えることになる。
 応援の司祭達が到着し、不死の気配がするその少女が黒の剣士がいると告げたその館では、アルテフィレアの幽霊が戦っていたが、村にそれらが来ないようにするためにムリをしていたせいか、彼女は消えてしまう。
 そして奥にすすむPCたちは黒い剣士と対峙するがTUでその幽霊も消しさり、村は何事もなかったかのように一日がまた始まるのだった。

登場NPC

アルテフィレア・・・白の剣士の幽霊ちゃん。今度はこっちサイドから。でも残念なことに不信感もたれて思い届かず。まあそういうこともあるでしょう。

雑記

「白の剣士と黒の剣士」のいわゆるサイドBって感じ。今度は白の剣士側から。解決に公権力や力の強い機関や人物を頼むっていうのは常識的に考えれば当然。でも、PLとしてはPCが解決したい、あるいはGMも解決させたいと思っているわけで、難しいですね、このあたり。殺人事件とかあったりすると、その行方は官憲にいくわけだし。

フラグ

裏設定