62.「どこかで違えた舞の行方」
あらすじ
大会中になにもないかを監視する見回り、警備員だという。
いろいろ調べてとくに試合中、優勝候補のカンナのときは要注意だと判断するPCたち。
案の定、熱狂的なファンが飛び出しカンナにちかよる。
気持ち悪いへんなオタのりのその男性はカンナに殴ってもらおうとしたらしい。
それを押さえつけたPCたちだが、続く試合でし、重点的に、タクトのほかに数人そこで見回りをするうちにガストンという青年の試合中、逆上したガストンが対戦相手を到底人間業と思えない力技で半殺しにしてしまう事件がおこる。
試合後の夜、不審に思ったPCたちはこの青年の部屋を調べると魔法士が使う薬ビンを発見する。
この薬について調べるとセレスブレイカーというムリに力を増幅させる魔法の薬だと判明する。
盗賊ギルドのほうにその対処を頼み、PCたちは翌日護衛を続ける。
そのさなか、ガストンが取り押さえようとした構成員を壊滅させた上に、逃亡したとの話をシフギルの構成員から聞かされる。
そして、やがて、会場の試合中に異形の化け物と化したガストンが現れる。
執念で試合場に向かおうとするガストンを倒し元の人間の姿に戻った彼だがすでにその生命がつきかけていた。
それでも彼は試合場にあがろうとする。
PCたちは対戦相手が試合場に残っていることを確認し、手を出さずに見守る。
やがて、その踊剣の試合は始まり・・・ガストンは己の行いを後悔しながらやがて決着した。
登場NPC
カンナ・・・メインキャラというわけでもないので味付けだけ。結構多才だね。こっちのほうではむしろサクラよりも人気。というかサクラは舞剣はしてないし。タクト・・・前にでてきたサクラの彼氏、タクト君。舞剣のほうでは結構強いみたい。有力選手は?ということで聞かれたので、名前のみ出しました。
ディバイス・・・やられ役。リーシャの対戦相手が出てこないなーと思ったら化け物になったガストンに手で持ち上げられてでできた。ポイされた。人間棍棒にされたら大変だったとか、いや○性だからかまわない!とかいろいろ言われてみたり。
ガストン・・・カンナたちに勝てないと、薬に頼ってパワーアップしたよくあるおろかタイプな人。まあ自滅してやたら化け物と化してしまい、ユウガな舞どころではなかったんだけど。敵役。
タクト・・・サクラの彼氏、タクト君。舞剣のほうでは結構強いみたい。有力選手は?ということで聞かれたので、名前のみ出しました。
巫女姿の少女・・・ガストンの対戦相手。本当はカンナなら勝てるけど、この子の存在を見てあわてて薬を飲んでといった感じにしたかったんですよね。そのほうがガストンの追い詰められた感じがもっとでるかな、と。実力は双剣を使えば相当強いことが判明した隠れキャラ。
雑記
街の名前はトアル街。まあ適当。
「さあいくぞ〜!カンナちゃんの優勝はわれらの声援にかかっている!せーの!L・O・V・E らぶりー かんな〜!」(わーわー とかいう変な応援があったのは前のセショのカンナファンクラブかねえ。
警備員してていわゆるオタ系のファンを抑えるとき、涙目になってた女性PCがかわいかったです。
フラグ
裏設定
ここで出てきた巫女さんは「信じるモノの代償」とか「白の剣士と黒の剣士」で出たきたリーシャ。色々と思うところもあって、今回腕試しに大会に参加してみました、という感じです。随分自信も出てきたみたいね。更に、ここで登場している魔法の薬は「セレスブレイカー」もしくは「Sブレイカー」と呼ばれているもの。でも、このオリジナルは既に存在しないので、これは知名度だけどを借りた模造品で、暴走したりしちゃってます。