55.「ビャクヤの旅」

あらすじ

 PCたちはフソウの千手商会というそこそこ知られた貿易などの商会から暗号交じりの手紙を受けてビャクヤと共に列車で旅をしてフソウのハクライという街まで着てほしいという依頼をうけることになる。
 手紙と同じころについた箱にはビャクヤという名前の猫と寝台列車の列車券が入っていた。
 また各駅のベンチの裏には指令がありその内容に従ってほしい、レンスを使い記念写真を多くとること、と書いてある。
 旅を始める一行はUNOで負けたものに罰ゲームやら駅弁全種類制覇などの謎のベンチ裏のメモをみつつ、目的の駅を目指す一行。
 もう少しでハクライというところまで来て、PCたちは昔、この近くで同じように列車で罰ゲームやそういったがやがやと同じようなことをしつつ旅をしていた固定パーティのビャクヤが列車脱線事故によりハルナというメンバーの女性が亡くなったことをきっかけに解散したことなどを駅員から聞く。
 事故現場には寂れた色紙があり、メンバーのそれぞれの想いが書き連ねてあった。
 やがてハクライに到着すると、そこではジュジュという女性がPCたちを出迎え、事情を話しながら祖父であるセンジュの病室まで案内してくれる。
 センジュはもう年で余命がないこと、昔ビャクヤというPTにいてその最後の生き残りであること、ビャクヤというねこは彼の使い魔であること、また商会の遺産などをめぐる親戚などの関係で手紙が満足にだせず、このような手段をとったことなど。
 ビャクヤはセンジュと合流し、旅の思い出や想い出の品とともに、二人ともゆっくりと息を引き取る。
 センジュとビャクヤはハルナとメンバーが全員が分骨されている墓に入ったとのこと。

登場NPC

・ビャクヤ・・・黒い猫の使い魔。これだけ離れていれば神経は届かないという話になるがどうなんだろ。お茶目なことをいろいろしでかしつつ、PCたちをハクライまで導く。PTのマスコットだったらしい。最後主人と一緒にしんじゃったけど。
・センジュ・・・固定PTビャクヤのメンバーで最後の生き残りで高齢で魔法士さんで商会の会長さん。メンバー全員で最後に同じように旅をしてその想いをかなえたかったとのことで、ビャクヤを送り出した。最後高齢のためにお亡くなりに。
・ジュジュ・・・センジュの娘。落ち着いた感じでしっかりしたアダルトな女性な感じ。
  ・ハルナ・・・名前だけ出てきたビャクヤのPTの女性。どんな人だったんだろうねえ。

雑記

雑談部屋でお題!東急ハンズ!とか言ってみたらネタを過ぎに思いついた某PLさん。
 東に急ぐ千の手という名前をもつ盗賊を追う話ですね?とか・・・なんていうか、私にとってあの人はネタの神様だわーw

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