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38.「最後の種(前編)~紡がれる運命~」
あらすじ
PCたちは運命の種の歌を歌を歌う少女の夢を見る。そして偶然、ツキアカの同じテーブルに座ったPCたちは、全員がその夢をはっきりと思い出す。不思議なこともあるものだ、と話し合い、その夢で少女が語った18年、最後の種などのコトバや歌のことを調べることにしたPCたち。18年前に山火事があった場所、またそこが魔法実験の失敗により荒野になってしまった場所、その年、魔法士協会より追放された魔法士が一人だけいたことなどを調べているうちに、PCたちは魔法士協会のベルメリアという女性に行き当たる。時間移動の研究をしているという彼女は度々の調査や最近の冒険者たち経由でまわってきた報告書や仕事の内容などから、歌に合致するような状況があることを語る。こうして自分のことに来たのも何かの運命かもしれない、と彼女は一同に同行を申し出る。魔法実験を失敗して荒野にしてしまった魔法士の弟子がすむ村へといくことした一行はそこで、18年前におきた事件を弟子からかたられることになる。師匠であるギブレッドがたまたま遊びに来ていた近隣の村の子供が山火事に巻き込まれた際、マモリギ様とよばれる森の守り神の木にお願いして、奇跡的にも助かったこと、そしてそのお礼のために火事で大半が焼け出された森を蘇らせようとしていたこと、そのための魔法が失敗してしまったこと、失敗した後は、それを後悔して18年後にもし自分を訪ねるものがいたら運命が紡がれて森は蘇ると言い残して死んでいったことを聞く。そのとき、隣に越して来たから・・・と弟子を尋ねる少女がドアをノックする。彼女の姿は夢に見た少女と全く同じ姿だった。最後の種を探して・・・と言い残し荒野に消える少女の夢をみてから気になってここに両親とこしてきたというピアニエット。PCの歌う運命の種の歌を聞き、涙を流す彼女とともに荒野に消えた少女、すなわちマモリギ様の枯れ後を目指すことにしたPCたち。しかし、荒野を進む一行は途中、ピアニィが何もない場所で足を止めて、まるでそこに家があるかのような振る舞いをみせ、困惑する。ピアニィが何故か呪文を唱えるとそこに地下階段があらわれる。階段の奥には大きな水晶球があり、ここがギムレットの研究室だったこと、また自分がギムレットの生まれ変わりだったことを思いだしたというピアニィ。だが記憶はかすんだ霧のように不鮮明で、彼が何を願ったのか、最後の種とはなんなのか、なんで18年なのか、18年前に何があったのかはっきりと思い出せず苦悩する。水晶球を調べた一行はそれが時間移動の公式が封入されたキューブ媒体であることを知る。まだこれが動かせるというベルメリアの言葉に、山火事の前に戻って火事を止めるかそれともギムレットに会いにいって事情を聞くか、いろいろもめるPCたち。戻らずに、荒野を地道に整えていけば森に生まれ変わるかもしれない、また無理かもしれない。何故かそれが無理だと分かってしまうピアニィ。果たしてPCたちとピアニィの決断は・・・。
登場NPC
後編参照
雑記
後編参照
フラグ
裏設定