217.「翼の村」

あらすじ

 PCたちは魔法士協会のミュリエルという少女から、アロエおばーさんという魔法士に新開発公式開発用の機材を届けにいくための護衛の仕事を受けることになる。
 おばーさんが住んでるのは、山奥にある小さな村ということで、さっそく、そこへ出発するPCとミュリエルは途中、おやつを買ったりとかなりお気楽に旅を続け、やがてその村・・翼の村と村人たちはよんでいる・・・へ到着する。
 村の中央に小さなフェンランの像があるその村で簡単に聞くと、昔疫病で力が衰え食料も尽きかけていたとき、翼を生やしたが食料と薬を持ってきてくれて、村は救われたのだという。
 当時はフェンランのことはこの村は知らなかったが、感謝の意を忘れないために、像をはるか昔に先祖たちが建立したのだという言い伝えがこの村ではあるらしい。
 アロエおばーさんにあって、機材を渡したPCたち。
 と、突然、PCやミュリエル、アロエおばーさんは白い光に包まれて、気がついたら過去の村らしき光景の場所にいることに気づく。
 そこで村人のために薬を持ってきたというフェンランのソアラと出会い、同行することにするがものを投げられるなど村人に嫌われているらしく、PCたちは代わりに神聖魔法で村人を治療して信頼を得て、病気について詳しく調査を始める。
 わかったことはこの病気は人間にのみかかる風土病の一種で、現代のトロウでは薬草を元にした治療薬が確立して大した病ではなくなっていること、またそれが確率される以前は強い抵抗力を持っているもののを体内に摂取するなどの民間療法も行われたらしいとの話があったことなどがわかる。
 つまり、伝承にある食料と薬を持ってきてくれたフェンランとは、ソアラを殺して食べた・・・ということだったのだと確信するPCたち。
 PCたちはソアラを村人から守りながら、手分けして薬草を集めて村人を治療していく。
 そんな中、快方に向かう村を見守りながら再びPCたちは光りに包まれていく。
 あたりが再び元の時代の村の光景になっていることに気がついたPCたちは、村の中央のフェンラン像の脇に+5人ほどの人間らしい像を確認する。
 そしてPCたちは、村を後にするだった。
 

登場NPC

ソアラ・・・伝承の中で出てくるフェンラン娘さんそのひと。結構脳天気な性格をしていて、嫌われるはまあ平気だけどまさか、やがて殺されちゃうかも?とかまでは全く考えていなかったりして、村人にお気楽に薬草をもってきつづけている。
ミュリエル・・・魔法士協会審査部所属の依頼主の少女。テンションの高いノリで、届け物なら冒険者にあずけるだけでもいいのに自分のストレス発散のために適当にこじつけて自分も同行する。まあ、いざというときのギミック解説要員もかねて、って感じ。
アロエ・・・おばーさんの魔法士。この村ではフェンランを祀るということで一年に一回フェンランの翼のコスプレをするお祭りがあるので、それを大量に実現できるように大規模な翼の幻影を皆に投影させるというかなり曲的な魔法公式やそれに必要な機材を開発していた。開発にあたってはパーツが足りないので、魔法士協会に依頼してみた
 

雑記

 短め!だったはずが内容凝り過ぎちゃったので長くなってしまいました。
 当初の想定していた流れではソアラがいきなり殺されちゃったり、村人が仮想敵だったりしてかなりブラックな流れだったんですけど、なんだか回避な流れになりました。
 登場したギミックはたまに出してる箱庭の魔法で”ある一定の空間の映像を記録して、その映像を立体的どころか現実さながらに投影できる”ものでもちろん遺失系のもの。
 アロエおばーさんが流用していたパーツが自分で見つけたのか何なのかそのパーツだったりしたもんだから、たまたま持ってきたパーツと反応して作動!みたいな感じに。
 最後は一応、フェンランだけでなく、PC+NPCズの像が出来てて、惨劇?は回避されたのか?っていうハッピーエンド風な幕引きになりました。
 あ、箱庭ギミック仕様のセッションが続いてた。

裏設定

 箱庭について・・・・作動してしまったのはミュリエルも油断していたせいもあったんですが、タイミング良く現在に帰れた・・・というよりは結界投影が解けたのは実は、手分けして薬草を探しいに行った時に”解除の為の仕掛け”をしたから。
 ただ、その仕掛けも映像がもろい部分・・・例えばテープ系のメディアだと繰り返し同じ場所を再生するとそこだけ当然磨り減りますが・・・みたいな感じで、一番効果的なポイントで使うことでしか確実に解除できる保証がなかったっていう。
 言わなかったのは、PCたちがソアラや村を救って歴史を変えようとする”想い”を見て、この強い想いは本当に過去に干渉するのではないか?という、ミュリエルも半信半疑だった仮定で、試してみようか?みたいな、そんなことを考えていた黒幕ちっくなミュリエルさん。
 箱庭の基本ギミックについてはセッション中でも簡単に出しているんですが、これは”過去の映像”にすぎないので、つまり何をしようと基本的には過去は変わらないはずなんだけど・・・っていう。
 あるいは・・・実は巻きの直前に精神+冒険者ロールを振ってもらっていますがその意味は?と考えると・・・?