207.「トロウの車窓とすれ違う筋肉」

あらすじ

 PCたちはエルデフィアナという貴族の女性から、知り合いの貴族の子供が列車で怖いものを見たので、その原因調査の依頼を受ける。
現在他にもう一人の子供がそれを見ただけで、大きな話にはなっていないが、エルデフィアナは政治的な思惑からこの件を調査した実績が欲しいらしい。
PCたちが情報を集めるとその場所はある区間の夕方に発生しており、昔からの噂で二人の屈強な戦士が互いの技を競い合っていたという話があることを知る。
走行中の列車の窓から怖いものが見えたということで、PCたちは列車を降りてその場所へ向かってみると既に廃村となった村が2つ、線路を隔ててあり、近くに住んでいた老人の話では、自分の祖父とその友人がその戦士だったのでは、と言う。
折しも、列車建築の黎明期、線路を超えると災いがあるという迷信があり、二人はそれまで互いの肉体美を競い合っていたが、それができなくなってしまい、結局、それが心残りのままお互いに亡くなってしまったらしい。
PCたちはおそらくゴーストとおもわれる二人の霊に聞こえるように、線路を超えても大丈夫なことを告げる。
やがて、夕方になり、PCたちは列車に乗って線路の中央で、互いの肉体美を競いながら再会を喜ぶ二人の男の霊が満足いったように消えて行くのを見届けるのだった。
エルデフィアナから期待通りの成果でした、と依頼料を頂き、こうして怪人事件は幕をおろした。

登場NPC

・エルデフィアナ・・・何度か登場しているマーヘルハイス家の若き当主でお嬢様。今回の件では多少、貴族関連の政略っぽいことを考えており、PCへ依頼することに。
・サム&ビリー・・・肉体美を競い合っており、霊となってもそれは変わらず。たまたま外からそれを見てしまった二人の子供はせまりくるマッスルに恐怖を覚えてしまったわけで。

雑記

エルデフィアナ嬢からの依頼再び。しかも再び列車関連。「トロウの車窓とすたんどばいみー?」でトーマスくんがきっかけで、サラディン鉄道関係に少し取っ掛かりをもったので、少し鉄道会社とかこの貴族とかへの政略的な意図があって少しこのあたりを進めていこうという思惑もあるという感じ。それにしても男と男で七夕はないよなあ。
結果として、エルデフィアナから期待通りの成果でした、と依頼料を頂き、こうして怪人事件は幕をおろしたのはいいけど、PCたちが会っていないほうの貴族のお子様にトラウマを残ったとか。ま、そりゃそうだわなあ。

フラグ

裏設定